機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン 第16話「悲劇への序曲」
どうもこの週末は非常に冷え込みますね。各地で雪害のニュースも聞きますし通学や通勤には十分以上に気を付けてくださいね。特に車通勤の方は慌ててスピードを出し過ぎてスリップ等もありえますので3月くらいまでは朝はちょっと早めに出る等で余裕を持った方がいいかもしれませんね。
早く春になってほしいですねww
さて、それでは00感想いきます
前回の続き・・・からではなく今回は軌道エレベータを掌握したハーキュリー大佐の声明から始まります。エレベータ全域と中にいた一般市民を人質としてアロウズの暴挙を世界に知らしめる・・・というものですが果たして・・・!?
今回の反乱は確かに全世界にまともに知らされれば効果はあったと思いますが連邦軍による公式発表は
反連邦勢力によるタワー占拠
つまりはカタロンや産油国テロリストなどによるテロという風に報道されてしまいました。
そしてそれをそのまま信じる人々。
これは傍から見ている我々は内情を知っているからバカな連中だなーとか思いますが現実にもあり得る事です。
例えばかつての湾岸戦争における報道
では完全に悪のイラクが侵攻したのを助けにいく正義のアメリカ…的な報道がされた事からアメリカの行動は世界の警察的に見えたという事実もありますし。
反対に9.11後のアメリカによるイラク侵略は湾岸戦争時と違い、インターネットなどの情報網の充実から実情が知られてしまい、結果的にアメリカが戦争により経済活動を行う「悪」の存在であった事が世界的に知らしめた事になりました。つまり情報は重要な判断材料ですがそれを統制・操作してしまう事で世論を操作できえるという手段というわけですね。
そして00の世界ではヴェーダという全世界の情報を掌握したシステムが存在するためにそのヴェーダを自由に掌握しているリボンズらイノベイターによって世論も好きに操作できてしまうという状態です。
テレビを見ていたセルゲイもまた、実情を知りつつ連邦の情報統制でハーキュリー大佐らが不利である事を理解している一人でしたが・・・
どうやら回想によるとセルゲイとその妻ホリー、そしてハーキュリーは士官学校時代からの友人だったようです。当時のハーキュリーはかなりの理想家だったようですがやはり現実の戦争を経験して今に至る事でそれなりにシビアにはなったようですね。
そしてセルゲイもまた理想と現実の差を噛み分けてる数少ない人物。そんな彼に上官より特命が下りました。
なんだかんだ言っても結局は関わる事になるセルゲイ・・・
そろそろ終盤なのであまり死亡フラグになるような行動は避けてほしいですが・・・
さて、前回いいとこまで行ったのに撤退命令が出て引き返したマネキン隊では待機命令が。
それならあそこでソレスタルビーイングを壊滅させておいた方がよかったんじゃ?って感じもしますが・・・。
ともあれ、今回の行動に関してはイノベイター達すらも知らない様子。専用端末とかでヴェーダにはアクセスできないのかな?
そして何気にいつも一緒にいるルイスとアンドレイも今回の反乱について語っています。
アンドレイにとってはハーキュリーは父の親友で幼い頃からの知己。士官学校への編入についても世話になったようですがやはり母の事についてはセルゲイと同罪であると言っています。
まあ、お母さんも軍人みたいですからなんらかの作戦において結果的に見殺しにする事になった・・・とかじゃないかと思いますが・・・
さて、セルゲイの特命というのは軌道エレベータへの密使でした。
戦用の青いティエレンタオツーでタワーに向かうセルゲイ。何気にプラモ化のニュースの方が早かったですwww
しかしセルゲイが連邦の意思を伝えるとほぼ同時にアロウズの部隊から例のオートマトンが射出されました。
えーと・・・交渉と攻撃を同時にって・・・
これじゃあセルゲイまで巻き込まれてしまうじゃないかぁー
平気で市民を虐殺するオートマトン。
強い力で犠牲を伴っても一つの意思をもって統一するのが正義というのならアンドレイが父やハーキュリーを恨む筋合いはないと思いますが・・・この辺りはわかっているのかな?
ルイスにせよアンドレイにせよ自分の恨みは正当化するけど自分も他者に対して同じことをやってもそれは正義のため許される行為・・・と納得してしまうのでは最初から自分の欲や目的のためと公言してはばからないアリーやブシドーの方がよほどマシに思えてしまいます。
オートマトンによる虐殺映像を反乱軍によるものに差し替えて放送する地球連邦。
しかしハーキュリー大佐はこれも想定内であり、これらを差し引いても人質である6万人の市民を解放すれば彼ら自身がアロウズの暴挙の証人となってくれるというのが目的でした。
そして前回のラスト、軌道エレベータに向かう刹那の前に立ち塞がったブシドー。
通常モードでもかなり強力なMSだろうとは思うのですがいきなりのトランザムで襲いかかってきます。
ビリーが見たら
それじゃ隠し玉じゃないだろー
と突っ込みたくなるかもしれませんがwww
ただでさえ強いブシドーが圧倒的機動力とパワーで攻撃してくるのに対して刹那は肩の傷がまだ治っていない状態。いくらダブルオーライザーとは言え防ぐのが精いっぱい・・・という感じです。
逆にブシドーさんはもう最初からノリノリです。
口から血を吐きながら
切り捨て御免!
とかやってくれました!
いや、だからお前日本人じゃなくてアメリカ人だろー?
そりゃあこんなんだったらあだ名はMr.ブシドーかサムライになるだろ・・・
GNフィールドすら破られそうになってたまらずトランザムを発動する刹那。粒子化までできるので同じトランザムならツインドライブのダブルオーライザーの方が圧倒的優位なはずですがやはり肩の傷がハンデになっているようでむしろブシドーの方が優勢です。
しかしここでプトレマイオス到着。
3ガンダムがいきなりトランザム発動で援護してきました。
粒子残量も減り、さすがにいくらなんでもこれは不利と撤退するブシドー
あえて言わせてもらう!おぼえていろとー
捨て台詞も忘れません。さすがはネタ王グラハム。
今回、非常に話が暗く、重いのでなかなかギャグ突っ込みが入れにくいのですがラストでブシドーさんによるグラハム節がたくさん聞けたので助かりました。
戦闘シーンも大迫力でしたしいよいよ敵もトランザム導入・・・ということで今後の戦闘の激化も予想できそうな展開でしたね。
そしてED後・・・やはり出てきたメメント・モリ2号。あの苦労は一体?って感じですが・・・
こいつで軌道エレベータを撃って反乱軍やカタロンを人質ごと消滅させ、それをテロリストによるものとして世論を味方につけよう・・・というのがアロウズ、そしてリボンズの意図のようです。
まあ、監督の予告?だった軌道エレベータ倒壊!?ってのが実現しそうな・・・?
しかしここはやはり防いで欲しいものですね。なんかいよいよマリーも出陣みたいですがセルゲイとまさかの戦場での邂逅でしょうか?

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テーマ : 機動戦士ガンダムOO - ジャンル : アニメ・コミック
序曲はアニメ誌での誤りです。