機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン 第7話「再会と離別と」
ガンダム00、2期。なんだかんだでもう7話ですね。10月に始まって11月の半ば。1か月半ですが内容が毎回毎回濃いのでかなり長く見てるような気がします。しかしこういう感想を書く際には何があったとかいろいろありすぎてまとめるのが大変かも?種運命なんかは毎回回想シーンの間にちょこちょこってストーリーが進むだけだったんで非常に楽でした。00だと毎回種運命5回分くらいの内容なのでえらい違いでしょうか。人間、楽を覚えちゃうとだめですね。
さて、それでは今回の感想いきまーす
今回は前回の続きから始まります。
迫るジンクス?に対して引き金を弾くことを迷う沙慈。
もちろん乗っているのがあのルイスだという事などお互い知るよしもありませんが乗っているのが誰だろうと人に対して弾を撃つという事に踏ん切りがつかないままに迫るルイス。
二人とも身内がソレスタルビーイングに関わって殺されているわけですが・・・
絹江の場合は自分から死地に飛び込み、しかも誰が殺したか不明のまま。そしてプトレマイオスで4年前の事件の情報を得た沙慈
と
明らかに視認できたガンダムによる意味不明な攻撃で突然親族全てを殺されたルイス
では認識や覚悟が違いすぎます。
結局、ルイスの機体はプトレマイオスのミサイルによって破損。追撃弾をアンドレイがシールドで防いで彼女を助けました。
これでルイスがアンドレイに傾きだしたら沙慈ってどこまで不幸・・・
沙慈は撃つ事ができないままでしたがイアンはそれでいい・・・と諭します。この辺、やはりミレイナのパパは大人ですー
一方、ソーマ=マリーを助けようとするアレルヤはアリオスの機体をサーベルで貫かれながらも必死で呼びかけます。
・・・って
正直こっちの方が沙慈よりウザイ
違う人格を植え付けられている以上はまともに戦ってせめて機体を戦闘不能にしてからの方がいいかと思うんですが無理やり抱きついてそのまま墜落していきます。
同じ一騎打ちでも刹那とブシドーはかなりマジです。
しかしやはりMSの操縦においては恐らくアリーと世界の1、2位を争うだろう腕のブシドーです。
機体性能ではガンダムの方が上だと思われますが得意の接近戦ですら押される刹那。
クワガタ虫みたいなアヘッドにやられそうです
たまらずおやっさんに禁じられていたトランザムを使用する刹那。
オリジナル太陽炉のみに許された真の力を発揮するダブルオーを強敵として喜ぶブシドーは戦闘狂・・・という感じですね。1期のラストで言っていましたが戦う事に理由は必要なく、強い敵と戦う事を欲していたという事でしょうか。
擬似太陽炉でのノーマルのままで自身の反応速度のみでトランザムと渡り合うブシドーですがさすがに機体性能自体に圧倒的な差が開いた状態で片腕を飛ばされてしまいます。
このまま一気に猛攻をしかけようとする刹那ですが突如ダブルオーのツインドライブがオーバーロードしてシステムダウンしてしまいます。
機動を停止したダブルオーに対してサーベルを向けるブシドーですが・・・
ダブルオーが元々万全の状態でなく、そこにトランザムを使用した事で機体がトラブルを起こした事を察知し、ここでトドメを刺してもそれは自分の望む決着ではないとそのまま飛び去っていきます。
ワンマンアーミーだけにこうした行動も全て許されるという事でしょうか。
動けないダブルオーを狙った他の機体に対してティエリアとロックオンがこれを守るべく盾になります。
真っ先に駆けつけるあたり、もう2期のティエリアはいい奴になりすぎですw
1期なら鹵獲されたキュリオスを万死に値するとか言いながらバズーカで吹き飛ばそうとしてましたからえらい変わり様です。
そしてここでようやく目が覚めたスメラギさんの作戦指揮によりスモークで一気に視界を奪い、かく乱する作戦が功をなしてアロウズ側が撤退し、戦闘は終了します。
ダブルオーも回収され、3機のガンダムは帰艦しますがアリオスだけは行方不明のまま。機体修理で動けないダブルオーを残してケルディムとセラヴィーが捜索に向かいます。
一方、地球連邦側ではセルゲイが自らMSで捜索に出ます。指揮官であり、大佐の階級の司令官自らが1兵士の捜索にわざわざ出るのは通常ではありえない事ですからまさに娘を思う親心という感じですね。しかし、アロウズでは捜索に出ていたルイスとアンドレイに対して捜索を中止して帰還せよとの命令が・・・
敵に対しては非道、味方にも冷酷
とあまりにもアロウズが明確な悪として描かれすぎですが・・・これもリボンズらイノベイターによるアロウズというわかりやすい悪役を用意する事で計画の次の段階を考えているのかもしれませんね。
そしてそのアレルヤとソーマですが・・・
無人島?みたいな所に墜落して二人とも気を失っていたようです。
夜になり、ようやく目が覚めたアレルヤはアヘッドのコクピットを開いてソーマ=マリーを助けようとしますが・・・
目が覚めたソーマは超兵としてアレルヤを殺そうと襲い掛かります。
しかしアレルヤの必死の呼びかけにマリーとしての記憶が蘇り、混乱しつつ気絶するソーマ。
え~なんか安易だなぁ~www
とりあえずロザミィに何度呼びかけてもダメだったカミーユが見たら怒りそうです
ソーマが目を覚ますとテントの中。
どこから出してきたんだ?
という突っ込みは置いといて結構大きなテントです。アリオスに積んであったのかな?
目が覚めた彼女は再び超兵ソーマ・ピーリスなのかマリーなのか?
とか思っていたら・・・
あっさりマリーでした
ようやく再開できたアレルヤとマリー。
マリーがソーマとなったのはつまりマリーのままでは脳量子波のみでしか会話できない植物状態だったのをソーマという人格を植え付ける事で行動が可能な状態にするためだったようです。
そしてアレルヤの過去も明らかに・・・
実験において必要なくなり、廃棄される予定だった子供達が脱走し、輸送艦を奪ったまではよかったけれどその後、食糧や酸素が無くなり生きるために殺しあって生き残った・・・というのが彼の過去でした。
1期で子供同士で殺し合う描写や、かつて宇宙を漂流した経験などそれとなく伏線が張られていましたがここで回収できましたね。
お互いの過去やソレスタルビーイングのガンダムマイスターと人革連の超兵として戦った時の事なども話合い、分かり合えたアレルヤとマリー。
ガンダムの強化人間では初めて幸せになれそう?
フォウに始まって最近ではステラまで強化人間ヒロインは数多いですがそのどれもが戦争の負の部分を集中して表す存在で最後は死んでいきましたからこれは画期的かも!?
しかしそこに現れたのは連邦軍カラーのジンクス?。そう、お父様登場です。
元の人格を取り戻したがソーマとしての人格も記憶も存在するマリーとアレルヤ。
そしてソーマの父親とも言えるセルゲイ・・・
非常に話がややこしくなりそうですが・・・?
案の定、いかにいい人でも職業軍人であるセルゲイはアレルヤに対して厳しい態度です。
ですがソーマ自身から彼女の過去や本当の人格、そしてアレルヤの説得にも耳を貸すあたりはダブルオー1の漢だけにちゃんと聞いてくれます。
一度信じたらもう後はただ言われるままに命令を実行し、自分では何も考えないアロウズとは違いますね。
ソーマをこれ以上兵士として戦わせたくないのはセルゲイも同じこと。しかしアレルヤもまたソレスタルビーイングのガンダムマイスターである以上、彼にまかせてもやはり戦いに巻き込まれる。
そしてかつてミン中尉を筆頭に数多くの部下や仲間達を殺された敵であるアレルヤに対して銃口を向けるセルゲイ。
マリーの幸せを約束するのなら・・・と撃たれる事を享受するアレルヤ。
引き金を引こうとするセルゲイを見て思わずアレルヤを庇うマリー
お、おい!?ウソだろー?何この両澤みたいな糞シナリオ!?
倒れ伏すマリーをみて思わずw思ってしまいました(爆)
が・・・!?
空に向けられていた銃口
え・・・?
ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げたと・・・
お、おお・・・
大佐かっこよすぎます!漢すぎだよ!
セルゲイ、娘は頼むぞ・・・とばかりにアレルヤにソーマ=マリーを託し、自分は去っていきます。
あまりのかっこ良さに絶句。これでまたセルゲイファンが爆増でしょうか!?
とりあえず2期ではまずグラハム・ロックオンのファンが激減した代わりに刹那微増・ティエリア・セルゲイが爆増してそうです。人気の勢力争いは本編以上に変動が起こってそうですね。
帰還途中にケルディムと遭遇したセルゲイが送った光通信により無事回収されるアレルヤとマリー。
キスしてる所もしっかりとケルディムのモニターに見られちゃいましたww
アレルヤの無事を知らされて安心するティエリア。しかしそこに現れたのは彼と同じ顔を持つ少年?リジェネ。
容姿が同じなのはティエリアと同じDNAにより作られたから・・・。ティエリアが計画のために作り出された存在というのは1期から匂わせていましたがこうしたヴェーダにより作りだされた彼らイノベイターがいよいよ本格的に動き出すのでしょうか・・・?

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テーマ : 機動戦士ガンダムOO - ジャンル : アニメ・コミック