機動戦士ガンダムOO 第22話「トランザム」
3月に入りましたがまだ寒さはしぶとく残っていますね。なかなか暖かくなりませんがもう少しの我慢と思って春を待ちましょう。
そういえば奈良県の何かの記念祭典でのイメージキャラクターに鹿の角を生やした童子のがありましたが確かにアレはキモいよ(笑)既にあちこちでネタ絵とかになってますが関係ない人間がネタとして見るだけなら面白いんですがアレが地元とかのマスコットになるとなれば話は別で奈良県の人が反対する気持ちもわかるような・・・ひこにゃんなんかすごいかわいいんですが鹿男はちょっと夢に出てきそうかも・・・?市民による反対運動まで起こってるようで別の意味で祭典の宣伝になっていますね。ただ、ネットで騒動における作者の人のコメントを見ましたがいわゆる罵倒のようなものにまで一つ一つ丁寧に応答していてこちらはすごく好感を受けました。確かにデザイン的にはちょっと・・・ですがこの作者の方の人間性はとても素敵な感じですね。
さて、00第一期も残すところあと数話ですね。それではレビューの方いきます!
前回、刹那たちの危機を救ったラッセの乗るGNアームスが強襲用コンテナにドッキングする場面から始まります。このGNアームス、既にプラモでネタバレしちゃっていますが要するに
ミーティアとかデンドロビウムみたいなモンです。
宇宙戦闘艇みたいですが上下に開いて中央にエクシアとかのガンダムが乗る感じですね。
最終回までに後3回くらいですがそれまでに何回合体するのかな?二期では全ガンダム用に用意されるのかな・・・?それはそれでちょっとインフレが激しいような気もしますね・・・
そして一人落ち込むティエリア。
ヴァーチェはメタボだからGNアームズと合体できないかも・・・
とか悩んでたわけではありません。
ヴェーダに固執したばかりに先の動作不良を起こし、結果的にロックオン負傷の原因となってしまった事で自己嫌悪しています。
プトレイマイオスの医務室?では前回負傷したロックオンの容態について語られています。どうやら命に別状は無く、体の方は全然問題ないようです。
あれ?結構肩とか焦げてたような?
しかしロックオンの命とも言える利き目をやられてしまい、完治するのには3週間かかるとの事でした。
ここは大人しく治療した方がいいパターンなんですが・・・
あえて戦う事を選ぶロックオン。とりあえず死亡フラグにはならないで欲しいものです。
あと、トレミーの船医の人、医者っぽくないです。
まあ人革連の超兵機関の親父もバイザーで怪しかったけどね。
さて、地球では国連軍がGNドライブを自分達が開発したみたいに偉そうなコメントしています。
ジンクス部隊によるガンダム掃討作戦を発表していますがジンクスってどんどん減ってるんだよね。早くガンダム倒さないとそのうち全滅しちゃうゾ!
その点では先のユニオンとAEUの合同強襲はなかなか賢かったですね。19機ならかなりのものですし。GNアームズがなければ確実に刹那たちはやられていたわけですからやはり性能が近ければ単純に数の論理が成り立つようですし。
ちなみにこの作戦名(部隊名?)はフォーリング・エンジェルス。
ガンダムたちを天使に例えてこれを堕とすということでしょうか。複雑そうなトレミーの面々・・・
そんな中でロックオンは落ち込むティエリアに優しくフォローします・・・って
腐女子サービスはいいって!
ちょっとヤキモチを焼くフェルト。
「誰にでも優しいんだ・・・」
14歳でこの言葉はどうなんでしょうね(笑)
一方、先の強襲からは逃れたもののさびしく缶詰を食べてるトリニティ。
最近の彼らは非常に哀愁漂っています
リューミンの援助を受けようとするヨハン兄ですが援助するとか言ってたリューミン、敵が迫ってるとか教えてくれただけで結局全然助けてくれません
追ってきたのはセルゲイ率いる人革連ジンクス部隊。損傷も少なく、統率もとれているので三大勢力では一番難敵かと思います。
一方、トリニティ側のスローネは残留GN粒子が既に30%しか残っていない状態です。
どうやら擬似太陽炉は毎回GN粒子を補充する必要があるようです。つまり太陽炉自体の耐久性でなく内部のGN粒子に制限があるという事ですね。
対してジンクス部隊はGN粒子の補充も満タンです。
ヤク中のファング攻撃もなんのその。全機まとまって回転しながらビームを乱射する
パープルコメットアタック(※往年の大人気アニメ、ドラゴンボールでギニュー特戦隊のジースとバータのアニメオリジナル合体技です)
でファングを撃破しつつ確実に優勢に戦いを進めていきます。
最初から不利とわかっていたヨハンは爆風で視界が悪くなったのを機に撤退命令を出します。
中継されていたこの様子を真っ暗な部屋でテレビを付けて見ていた沙慈・・・
やられちゃえ・・・って!?
非常にダークなキャラに・・・。まあスローネはルイスの一族と左手を奪った敵ですからね。絹江お姉さんについてもやはりガンダムに憎しみは向けられてるのかな。
そして同じくこの映像を見ていたプトレマイオスのクルー達。非道な連中とは言えやはり同じ組織の名を冠する部隊であるトリニティが一方的にやられていくのはあまりいい気持ちではないようです。
何より、今現在は地球にいる彼らがやられたら次は全戦力をプトレマイオスに向けてくるのも事実。
このトリニティVS国連軍の様子を見てこれもまた紛争だ・・・と地上に降りる事を決意する刹那。
ロックオンもついていこうとしますが負傷もあり今回は刹那とラッセのみが降下するようです。
さて、そのトリニティですが今度は無人島でさびしくディナー中。そこにやってきたのは何故かアリーのイナクト。どうやってここに彼らがいるか知ったのかは不明ですが彼の行動は恐らくアレハンドロと連動していますのでなんらかの協力関係にあるようですね。ラグナも用済みとアレハンドロが言ったらすぐにアリーが始末しましたし今回も同じく彼の一言で・・・
ちなみに前回、ジンクスが一機足りませんでしたがこれはアリーには渡らずグラハムのものになったようです。どうやらフラッグに擬似太陽炉を移植するようです。
みんなもHG黒フラッグとFGでエクシアあたり買ってパーツ移植に挑戦してみる?
戦闘の意思は無い・・・とかいいつつもいきなりヤク中を撃ち殺すアリー。
・・・って
ヤク中あっけなく退場?
えらくキャラをあっさり殺してしまいました。それにしてもアリー強すぎない?続いてヨハンも殺すのかなと思いきやあえてガンダムに乗せます。
もちろん見逃すのでなく大好きな戦争がしたいから
そして自分はヤク中のスローネツヴァイを奪い、乗り込みます。
本来なら生体データの照合がなければ起動しないスローネですがアリーはしっかり操縦できます。
これはヴェーダによってデータが書き換えられた証拠。そしてそれが出来るのは現在ヴェーダを掌握しているリボンズとアレハンドロ。やはりアリーとアレハンドロは繋がっているようですね。
奪ったスローネを難なく操縦するアリーはやはりMS操縦技術において世界で1,2を争うのは確実のようです。
スローネ同士の戦いになりましたがアリーによって肩を撃たれ手負い状態のヨハンはやや劣勢。
ツヴァイにはファングは無いもののやはり卓越した操縦技術で巧みに接近戦に持ち込むアリーがどんどん追い詰めていきます。
そしてついに致命傷を負ったスローネアインはヨハンごと爆発してしまいました。
ええ~っ!?ヨハンまであっさり死んじゃった~!
マイスターとして生み出され、育てられた彼ですが結局は世界の敵として利用され、散ってしまいます。ちなみに彼らはプラモの説明書では
マイスターとなるために生み出されたデザインベイビー
となっています。恐らくは擬似太陽炉を要するソレスタルビーイングの一派により創られたのでしょう。
彼らは彼らなりに世界を変えようという意識の下で動いていたようですがこれは計画通りなのかアレハンドロの叛乱で計画自体が狂ったのかはまだ謎ですね。
続いて妹ガンダムを撃破しようとするアリーですがこれを救ったのは刹那のエクシア。
毎度思うのですが・・・
一体どうやって彼らの位置を測定してるんだろう?
というタイミングですね。
よりにもよって神であるガンダムに最も嫌悪する男が乗っている事に激怒する刹那。
しかし性格はアレですが戦闘能力自体はほとんどヤザンなアリーです。同じガンダムに乗るとやはり実力の差が顕著に出てしまいます。
折しも同じ接近戦タイプのガンダム同士の戦いになりましたが次々にセブンソードを失っていくエクシア。GN粒子やファングを失い、既に疲弊していたはずのスローネツヴァイですが確実にエクシアを追い詰めていく様はやはりパイロットの差でしょうか。
一方、月基地ではいよいよリボンズがヴェーダの全てのシステムを掌握してしまいます。
そしてコールドスリープされて収納されていたイオリアを引き出してしまいます。イオリア、こういう状態ですが生きていましたね。
巨大脳はなかったですが
そしてそのイオリアに対して銃弾を撃ち込むアレハンドロ。
ものすごい小悪党に見えるんですが?(笑)
イオリアが死んだかどうかはわかりませんがこれによって突然ヴェーダのシステムトラップが発動してしまいます。
中央の大画面に現れるイオリアの映像。これは恐らくデータとして残してあったCG的なものと思いますがこうして自身の命とヴェーダを狙ってくる悪意があることに反応してソレスタルビーイングの目的がまだ達成されていないと判断し、あるシステムを発動させます。
それに反応したのは地上のエクシア。
GNブレイドを弾き飛ばし、いよいよ止めを刺そうと突っ込んできたスローネツヴァイを瞬時に避けます。
その超加速はアリーすらエクシアの位置を見失うほど。
機体は赤い光を放ちながらF91のように残像を残しつつ高速移動でアリーを翻弄していきます。
これがイオリアの切り札であり、ガンダムマイスターに託す最後の遺言でもある
トランザムシステム
です。
外車の名前ではありません
どうやら超高速加速を可能にするようですがパイロットへの負担はないのかな?グラハムなんて血を吐いていましたが刹那は結構平気みたいですね。
発動したトランザムシステムにより圧倒的スピードでスローネツヴァイを追い込むエクシア。さすがのアリーも反応すらできないままに攻撃を受け、撤退していきます。
ここでやられないでしっかりガンダムを確保しているあたりはさすがと言うべきでしょうか。
イオリアのメッセージはエクシア、そしてプトレマイオスにも伝えられていました。他のソレスタルビーイングの関係者はともかくとして彼自身は本当に戦争根絶を目指し、平和な世界の実現を夢見ていたようです。
悪そうな顔
なので真の黒幕みたいに言われてましたが本当にいい人やったんやね。
しかし恐らくこれでイオリアの協力は終わり、ヴェーダを掌握したアレハンドロこそが倒すべき敵となるようですね。三大勢力の面々はまだまだ死にそうにありませんので二期も続投でしょうか。とりあえず予告ではアリーが死にそうな顔してましたが(笑)こいつは二期までラスボスとして出てきてほしいかも?ここまで純粋な戦闘狂な悪役というのもなかなか最近では珍しいですしトリニティより存在感ありますしね。
さて、今回の展開で一言
トリニティ、本当に当て馬でしたね・・・
OPなんか見てたら月をバックに戦ってるし一期のMSラスボスくらいの配置かと思いきや・・・ヤク中なんかあれで退場?って感じですし。ちなみに残った妹ガンダムですが・・・
こいつが一番邪悪なんじゃ?
って気も?

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No title
No title
アレハンドロ、実はイオリアに向かって歩いていくところで後ろからリボンズに撃たれるんじゃ?とか思ってました。一応、表面的にはリボンズがヴェーダを掌握したようですがイオリアの遺志みたいなのが既に組み込まれているかもしれませんね。
実際、トランザム発動はリボンズにも食い止められませんでしたし。ただ、イオリアが遺言と言っていたので今後はヴェーダとガンダムは完全に切り離して活動しろという事かも?そのためのトランザムということで・・・。
アリーはAEUやらPMCに顔が利きますしアレハンドロとも協力関係にあるようなので上手く立ち回るのではないかと思います。当然セルゲイやグラハムは納得いかずに不信に思いそうですが・・・。
No title
(最後にとは言っていたとは思いますが~)
まぁ、最終防壁としてコールドスリープ状態の自身を
露出させ、危害が加えられれば発動する手筈だったと
考えます。イオリアの出現から、トランザムシステム発動の流れ
で、アレハンドロは目前に現れたイオリアの姿に、
思わず銃を放った。
それで、悪意を持ってヴェーダの元に現れたと判断された。
ゆえに、復活はならなかったかもしれないが、
改めて、”死”する前の遺言と~
とかですかねぇ~
次回以降、ヴェーダとアレハンドロ&リボンズの
動向が気になりますねぇ
No title
やはりアレハンドロが銃を撃った事が「悪意」とみなされてシステムトラップ発動のきっかけになったんでしょうね。
それにしてもイオリアが真の黒幕?かと思いきや実は本当にいい人だったみたいですね。アレハンドロ達は1期のボスなのか二期まで残るのか気になりますよね。リボンズは裏切りそうで忠実?
アレハンドロとリボンズが本当にヴェーダを掌握できたのか、
素朴に疑問です。
GNアームズ(エクシアと連動した時はGNアーマーでしたっけ)の中のエクシアはトランザムシステムが発動している様ですし、
リボンズが掌握と思っていたのが、トラップだったとすると、
アレハンドロとリボンズはヴェーダのある月から、戻れませんよねぇ?
あと、サーシェスがスローネを強奪するとは思いませんでした。
ガンダムは殲滅対象ですから、強奪すれば国連軍の攻撃対象でしょうにってね。
まぁ、次回はサーシェス・ツヴァイが宇宙空間に居ましたけど、どうやって宇宙に上げるのでしょう?
細かな事が気にすると、興ざめしますかねぇ~